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日本の採用が変わる!企業と求職者双方にメリットの多いタレントプールとは!?

2016年8月24日

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こんにちは!タレントクラウドチームです!

皆さんは「タレントプール」という言葉、ご存知でしょうか?
なかなか聞きなれない言葉だと思いますが、タレントプールとは、企業が作る人材候補者のデータベースのことです。
実は欧米では多くの企業が実施している採用手法で、企業と求職者がダイレクトに繋がるのは普通だったりします。

では、タレントプールによって、どういうメリットがあるのか。
企業側、求職者側とそれぞれご紹介したいと思います。

 

企業側のメリット

1.採用不採用に関わらず応募者との縁を繋げる

例えば、採用活動をしていて、採用枠1つに対し5名もの優秀人材がいたとします。
全員採りたいところだけれど、どうしても1人しか出来ない。
従来の採用活動なら、1人だけを採用し、後の4名は不採用。4名との縁はそれっきりで終わってしまいます。
そこで、その4名の方にはタレントプールに招待します。その優秀人材の4名がタレントプールに登録することで、企業と求職者はしっかりと縁を繋げることができ、お互い長期的に関わりを持つことが出来ます。
また、企業は求職者に対していつでも直接コンタクトをとることが出来るようになります。

2.採用コストの削減

もし、急に人手が必要になったり、次の年に採用活動をする場合、まずタレントプールの人材候補に声をかけます。
それで採用できれば、既にお互いを知っているので選考はスムーズにできますし、わざわざ求人広告を出す手間も省く事ができます。

また、長期的に候補者と繋がることは、以下のようなメリットがあります。

3.ミスマッチングを無くすことが出来る

何度もコンタクトを重ねることで、お互いをよく知ることができ、もし採用に至った場合は企業も求職者も十分納得の上での採用になります。
せっかく入社したのに1年足らずで退社…といった事を防ぐ事が出来ますね。

4.求職者に熱意を存分に伝えることが出来る

普段の業務や採用活動の中で出会った優秀な人材をぜひ採用したい!といった場合でも、タレントプールで繋がっていれば時間をかけて採用の熱意を存分に伝える事が出来ます。
ちょっと興味はあるけど、入社には至らない…という候補者にも、入社をしてもらえる可能性が高まります。

以上のように、タレントプールを構築すると様々なメリットがあります。
では、続いて求職者側のメリットをご紹介していきます。

 

求職者側のメリット

1.タイミングに左右されずに転職活動が出来る

社会人の方だったら、漠然と転職やキャリアアップを考えたりする方も多いと思いますが、現在の仕事の都合ですぐに転職をすることが出来ないといったことがあると思います。
しかし、タレント登録をすることによって、実際に転職をする前から企業とコンタクトをとることが出来ます。
長期的に繋がっていられるので、転職のタイミングの調整などが出来るようになります。

2.募集の有無に関わらず転職の意志を伝えることができる

ここで働きたいと思っている会社があっても、現在その会社が募集を行っていないといったこともあるかもしれません。
しかし、タレントプールへの登録窓口があれば企業と繋がる事が出来るので、
すぐに入社は出来なくても、次回の募集開始時期にその企業に入社出来る可能性が高まります。

3.入社したい企業への準備が出来る

企業とコンタクトを重ねる事により、その企業に入るために必要なスキルや心構えなどを知る事が出来ます。
企業が採用活動を始める前に、求職者は準備をすることが出来ます。
新卒者の場合、大学1年生の頃からタレント登録をしておけば、
就職活動をする前にどういった勉強をすればいいのか知ることが出来ます。

 

タレントプールは、企業にとっては採用活動の幅を広げる事ができますし、求職者にとっても、転職活動や就職活動を積極的に行うことができます。
これまでの日本の採用には無いまったく新しい採用のカタチ「タレントプール」が今まさに始まろうとしています!

 

、、、ちなみに、
「タレント」って日本だと芸能人のイメージが強いのですが、実は英語で「才能」という意味があります。
人の才能と書いて人材。つまり「人材=タレント」と言える訳ですね。う~ん素敵。